物理一般

平均自由行路について

問題 6-23 の解答例を書く際に, ボーム:「量子論」の第21章 §18 を参照したのだが, そこを理解するために前の部分も読んでいたら「平均自由行路」(mean free path) を得るやり方が書かれており, 初等的な導出法とは異な...
経路積分問題

問題 6-22 の解答例

Problem 6-22In Prob. 6-21 we have \(V_{12}=V_{21}\), so that \(V_{12}\) is real. Show that even if \(V_{12}\) is complex...
物理一般

時間に依存するポテンシャル問題

問題 6-22 に答える準備として, J.J.Sakuri の § 5.5 の「時間に依存するポテンシャル:相互作用」の抜粋を示しておこう.時間に依存するポテンシャル問題系のハミルトニアンが二つの部分に分けられる場合を考える:\begin{...
経路積分問題

問題 6-21 の解答例

Problem 6-21Consider the special case that the perturbing potential \(V\) has no matrix elements except between the two ...
経路積分問題

問題 6-20 の解答例

Problem 6-20Suppose \(V\) is turned on and off slowly. For example, let \(V(x,t)=V(x)f(t)\), where \(f(t)\) is smooth, a...
経路積分問題

問題 6-19 の解答例

Problem 19Consider \(\lambda_{m n}(t_{2})\) as a function of the final time \(t_2\). Show, using either Eq. (6-75) or Eq...
経路積分問題

問題 6-18 の解答例

Problem 6-18Derive and interpret the integral equation\begin{equation}\lambda_{m n}(t_{2},t_{1})=\delta_{m n}\,e^{-iE_{m...
経路積分問題

問題 6-17 の解答例

Problem 6-17Interpret Eq. (6-72) by explaining the meaning of each term. Then explain and verify the equation for the se...
ファインマン

ファインマンの「超伝導のゼミナール」

ファインマン物理学Ⅴの最終章である第21章は「超伝導のゼミナール」になっている. この章はファインマン講義の余興とされ, それまでの講義形式ではなくて「ゼミナール」あるいは「研究報告」として述べられている. 「ゼミナールと通常の講義の違いは...
経路積分問題

問題 6-16 の解答例

Problem 6-16Interpret Eq.(6.71) as a sum over alternatives; i.e., identify the alternatives.(解答例) 時刻 \(t_3\) に於ける状態 \(n\...
物理一般

ROBERT HOFSTADTER の論文 part 2

様々な散乱現象 (Various Scattering Phenomena)散乱現象を大きく分類すると, 弾性型と非弾性型とに分けることが出来る. 弾性散乱の場合, 重心系では二つの衝突粒子の運動エネルギーは一定に保存される.その代わり, ...
物理一般

ROBERT HOFSTADTER の論文 part 1

ファインマン&ヒッブスの【問題 6-9】は, 電子散乱実験により核半径及び核電荷密度を求めるための条件について考察する問題であった.実は, この電子散乱による原子核研究は1950年代に加速器によって盛んに行われたようである.その成果すなわち...