ファインマン Feynman QED First Lecture 問題の解答が, 問題 9-10 で足踏みしている.それは次の問題 9-11 を再検討しているからである.再度この問題に挑戦するために, Feynman の「Quantum Electrodynamics」 本書は, 1953年にカリフォルニ... 2023.06.30 ファインマン
物理一般 量子力学的なゲージ変換 R.Feynman:「Quantum Electrodynamics」の p.6 に次のような記述がある: 量子力学的なゲージ変換は古典的なゲージ変換を単純に拡張したものである ファインマン原書のこの章にはだいぶ間違った式が見受けられる.こ... 2023.06.15 物理一般
物理一般 電磁場中の荷電粒子の相対論的なラグランジアン 「はてなブログ」の方にずっと前に書いた記事で間違った記述をしてしまった!.そこで間違いを修正し, 改めてこちらに書いておく. 厳密なラグランジアンは相対論的な議論が必要である.そこでランダウ=リフシッツ:「力学・場の理論」§43 からの抜粋... 2023.06.11 物理一般
物理一般 Pauli 方程式 Landau and Lifshitz : Quantum Electrodynamics §33 にパウリ方程式が載っていたのでその訳文を書いておく.しかし,その導出過程で出現する式 (33.5-a) が最初に見たらちょっと不可解に思えた... 2023.06.02 物理一般
物理一般 場の理論でのS行列 「\(S\)-行列は漸近場 (Asymptotic field) という概念を用いると, もっとエレガントに定式化できる」(日置)ということなので,C.Itzykson, J-B.Zuber 著:「Quantum Field Theory」... 2023.04.10 物理一般
物理一般 S-行列要素と遷移振幅との関係 part II 場の量子論に於ける \(S\)-行列の議論の例として, F.Mandl, G.Shaw 著「Quantum Field Theory」の § 6.2 を翻訳したものを示す. ◎ このブログ記事をPDF化したものは次のリンクをクリックすること... 2023.03.24 物理一般
物理一般 S-行列要素と遷移振幅との関係 part I ランダウ=リシッツ:「量子力学」の§103に次のような文章があった: 最終値 \(\Phi(+\infty)\) と始めの値 \(\Phi(-\infty)\) を結び付ける「散乱演算子」 \(\hat{S}\) の定義:\(\Phi(+... 2023.03.03 物理一般
ファインマン Feynman のQED論文 (1) 第 9 章は, 経路積分の「量子電気力学」への応用を述べている. ファインマンが書いた「量子電気力学」についての主な論文として, 次の2篇を挙げることが出来よう: ( I ) The theory of positrons. Phys. R... 2023.03.02 ファインマン
ファインマン 式 (9-71) 導出の試み 問題 9-10 にも関係する式 (9-71) は, どのようにして得られたのであろうか?. 自分で納得できるような導出は行えなかった. 以下に示すのは, 本文の指示に従って「無理にこじつける」ことで得た導出である. まずは, 式 (9-71... 2022.12.14 ファインマン
経路積分問題 問題 9-10 の解答例 Problem 9-10 In order to study the electromagnetic energy correction \(\delta E\), we shall consider the simplest case: ... 2022.11.29 経路積分問題
物理一般 原子からの輻射遷移 「原子からの放射遷移」の議論として, Franz Mandl / Graham Shaw :「Quantum Field Theory」 § 1.4 の文章に補足と修正を加えた (単位系を, 本文に合うように rationalized Lo... 2022.11.25 物理一般
ファインマン 式 (9-49) などの修正について D.F.Styer による校訂版では, § 9-4 の式たちがだいぶ修正されている.ここでは, Feynman の原書の式の形をなるべく保ちながら, それらの導出過程などを脚注として加筆し(または加筆部分には黄色アンダーラインを施した), ... 2022.10.14 ファインマン